前回の記事では、ブロガー・アフィリエイターの
記帳しておく事業収入と、証憑書類について
書いてみました。

青色申告するには帳簿に事業収入と経費を
記帳しておかなくてはなりませんが、

私のように入金口座を家計用と事業用とで
分けていない場合、帳簿上でしっかりと
区分して記帳しておく必要があります。

今回の記事では経費(支出)について
証憑書類(しょうひょうしょるい)を残しておく
やり方について書いておきます。

前回の記事:



私のように経費を家計用口座(事業用とで
口座を分けていない)から、
引き落としになる場合はその家計用口座の
通帳と入出金明細が証憑書類になります。
ちゃんととっておきましょう。


※事務所と自宅を兼用している場合は
家賃や水道光熱費などは「事業主貸」
という項目で「家計用」と「事業用」とを
帳簿上、明確に区分する必要があります。






事業用経費の証憑書類として保存しておくもの

  • 経費の支払先が発行した領収書(請求書)
  • クレジットカードの利用代金明細書
    (経費をクレジットカードで払う場合)
  • 通帳と入出金明細
    (経費を銀行引き落としや銀行振り込み
    で支払う場合)
  • ASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)の
    報酬支払レポート(報酬支払履歴ページ)と
    報酬支払用銀行口座の取引明細書
    (ASPからの報酬振込手数料が自己負担の場合)
ほかにも、
事務所の家賃を払っている場合は賃貸契約書と
家賃の支払い履歴の記載された明細書など

事務所の電気代は電力会社の使用量明細や
支払い履歴の記載された明細書、

仕事場専用の電話代金もしくは、
仕事用の携帯(スマホ)料金を
払っているなら携帯会社発行の
利用料金案内と支払い履歴の
記載された明細書、

さらにプロバイダ料金や、
サーバー・ドメイン代金、
ウイルスソフト代金についても同様に、

利用料金案内
もしくは支払い履歴や領収書、明細書
などを保存しておきます。



Amazonなどのようなネットショップで
備品や書籍を購入した場合は、
領収書をもらい忘れたり紛失してしまっても、
クリックひとつで再発行できます。

また、指定した期間の領収書類を
PDFでダウンロードすることもできます。
パソコンやUSBに専用フォルダを作って
その中に保存しておくといいでしょう。